ボジョレーヌーボー|酒のラベルの独り言
zaruza
ザルザのブログ
どんな料理にも合う食中酒、酔鯨。にぎやかな宴席の中で、そのラベルが語る思いを聴いてみましょう。
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土佐いうたら、鯨じゃろう?
鯨は海の恵みじゃ。自由に大海原を泳ぎ回る王者じゃあ。
昔なあ、土佐でも指折りの酒好きの殿様がよ、そんな鯨のおる海眺めながら名乗ったがぜよ。
「われは鯨海酔侯じゃき!」
豪気な名乗りじゃろ。酔鯨はそっからきたんじゃ。
それに土佐は旨いもんが山ほどあるきに。
皿鉢料理、知っちゅうろう?
海も山も川も、ありったけのごちそうを大皿にどっさり盛って、みんなで輪になって、好きなもんを好きなだけ取って食べるがよ。
そんときに料理に合う旨い酒は欠かせんのや。
おお、けんどなあ、昔は旨い酒をよう飲めんかった者らもおったがよ。
戦の時代にゃ“最後の一杯”が旨い酒やなかった者も、確かにおった。
そん人らのことを思うたら、わしら、なおさら手ぇ抜けんがよ。
鯨がガバガバ水を飲むみたいに、誰もが楽しく自由に飲める、うまい酒を届けたい。
そんな想いで、この酔鯨は造られちゅう。
土佐の気質も、海の匂いも、願いも、ぜんぶ詰まっちゅうがよ。
日本酒は日本の“國酒”、米と水だけで生まれる純粋な酒だ。
海外進出にも積極的な酔鯨の味わいは、遥か国境を越え、日本の誇りと共に世界中の様々な料理と寄り添っている。
夢を追い、自由に果てない大海原を行く。これが土佐の大鯨の心意気である。
既成品でも構わない。とにかく旨そうなものをたくさん並べた。
メンツも揃って、腹も減ってきた。
お、酔鯨。これ誰持ってきた?
わかってるじゃないか。
今日はみんなで、おおいに食って笑おう!
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