獺祭|酒のラベルの独り言
特別と日常、そのあいだを軽やかに行き来する酒、獺祭(だっさい)。
酒と酔いの本質とはどういうことなのか、ラベルの独り言を聴いてみましょう。
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獺祭ラベルの独り言|革新のその先。極限を、日常へ
カワウソっちゅうんは、獲った魚を神さんに捧げるみたいに岸にずらーっと並べることがあってな、その姿が、人が本をようけ並べとるのによう似とるんじゃと。
獺祭ちゅうんはのう、その本やらなんやら開き散らかしとる姿なんよ。
正岡子規先生もな、病気で大変じゃったけど詩作から離れんで、自分の書斎を“獺祭書屋”ゆうて呼びよったんよ。
ほいでまあ、獺祭いうんは、研究に打ち込んどる、そういうことなんじゃなあ。
それに、うちの蔵は獺越(おそごえ)にあるけぇの。
わしら、美味しゅうて一口二口やっとるうちに酔うような酒だけ造りたいんよ。
それを当たり前みたいに、毎日みんなが楽しめるよう願っとるんじゃ。
酒って、そういうもんじゃなかろうかのう。
そんために、蔵ん中じゃわいわい研究しよるんよ。
あれでもね、これでもねってやっとるけぇ、まるで獺祭じゃ。
お客さんがたは難しいこと考えんでええけぇ。
今日もうまいのう、で飲んでくれりゃあ、それでええんよ。
獺祭の基本データ
■産地と蔵元
- 蔵元 株式会社 獺祭(旧:旭酒造)
- 産地 山口県岩国市周東町獺越
- この地域は山口県の東部、清流と自然に囲まれた土地で、酒造りに適した環境。
■名称の由来
- ・地名「獺越(おそごえ)」から一字を取る
- ・「獺祭」という故事成語にも由来
酒の心意気
酒とは何か。
誰にとっても旨い酒、それにたどり着くため彼らはデータを取り、研鑽を重ねる。
その探求が、純米大吟醸だけを造るという決断を導いた。
「無謀だ」と言われても、獺祭の歩みは止まらない。
挑戦は今、宇宙で醸す酒という新たな領域へ向かっている。
獺祭を楽しむ情景
極限を注ぎ込む。
ワイングラスから立ち上がる華やかな香り。
日本酒にこんな特別感を抱いたことは、なかったかもしれない。
Dassaiが語りかける。
日常の中に、まだまだ発見がある。まだまだ先へ進めると。
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補足
- 獺祭(だっさい):中国の故事に由来する語。「獺(かわうそ)が獲った魚を岸にずらりと並べる様子」を“祭祀”にたとえた表現で、転じて文人が資料を広げて研究に没頭する姿を指すようになった。
正岡子規(まさおか しき):近代俳句・短歌を革新した俳人・歌人。代表作として知られる句に「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」などがある。号として「獺祭書屋主人」を用いたことでも知られる。
