CHOYA|酒のラベルの独り言
zaruza
ザルザのブログ
地元への深い愛情。吟醸酒を世界へ届けようとする揺るがぬ情熱。
出羽の国、舞鶴山の桜に心を寄せる一本の酒の、静かな独り言を聴いてみましょう。
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出羽桜さ、飲んでけろな。
舞鶴山に咲ぐ桜みてぇに、ぱっと香りひらぐように仕込んだ酒だっけ。
もともとは白梅って名でやってだんども、白梅つうのはきれいな名だから、あっちこっちにあってよ。
ほいだから地元からよそさ売り出すとき、わしらのは“出羽桜”って呼ぶようになったんよ。
わがりやすいべ。白梅に負げねぐれぇ美しい名だしな。
わしら、地元がほんに好きなんだ。
地元の衆にも、よう飲んでもらってよ、「旨ぇ」って言ってもらいてぇんだ。
誰が飲んでも違いがわがるような、はっきりした酒質にしてるのも、そのためよ。
出羽桜は今じゃ海の向こうにも届いでるよ。
んでもな、心ん中さあるのは、いつだって出羽の国のこの桜だ。
吟醸だけ良けりゃいい、なんてこともねぇ。
どの酒も胸張って出せるようにしてんだ。
まぁおめさんも、一杯やっぺし。
飲んでみればわがるっし、
“あぁ、これが出羽桜だぁ”ってな。
吟醸酒がまだ特別な場でしか語られなかった時代に、その魅力を広めたいと願った夢は、時を経て見事な花吹雪となり世界に舞う。
そして世界で認められる名酒となった今も、出羽桜の酒は地元との絆を忘れない。
おっ、出羽桜だ。
これだよ、この香りがいいんだ。
そう言って珍しく父が笑った。
古い友人からの贈り物が、何気ない日常を記念日に変えた。
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